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オフショア開発で人気の国

   オフショア開発人気の国

中国やインド、ベトナムなど、以前からオフショア開発で高い人気を誇っている国だけでなく、近年はその他にもオフショア開発の人気国が増えてきています。そこで、ここではオフショア開発の人気国と、その理由についてまとめました。

オフショア開発で人気を集めるポイントは?

人件費

まず注目されるのは現地エンジニアの人件費です。人件費が安い国であれば、必然的にオフショア開発の人気も高くなります。

コミュニケーション

オフショア開発ではコミュニケーションが重要なため、日本語能力が高い国や英語が公用語の国などに人気が集まるのも当然です。

技術力

成果物の品質が悪ければ、結局、修正作業で余計なコストがかかってしまうため、そもそもエンジニアの質が高い国は貴重でしょう。

開発環境

国や地域のITインフラや、社会体制、法規制など、開発環境が整っているかどうかや安全な開発環境を維持できるかどうかもポイントです。

オフショア開発の人気国

オフショア開発の委託国

データ参照元:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構/「IT人材白書2012」オフショア動向調査 郵送アンケート調査結果/『発注先国 【間接発注】』(https://www.ipa.go.jp/files/000010601.pdf)より当編集部が作成

中国

日本との時差が1時間で、歴史的にも日本の関係が深い中国は、オフショア開発の拠点としても古くから開拓されてきました。また、中国は世界トップの人口を誇る国でもあり、優れた人材も数多く輩出されています。そのため、中国は世界的にもオフショア開発の超メジャー国として知られています。

反面、近年は人件費が高騰しており、またチャイナリスクとも呼ばれるデメリットも存在するため、中国から撤退する企業も増えているのが実状です。

中国におけるオフショア開発
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インド

世界で初めて数字の0の概念を生み出したとされるインドは、中国と並ぶ人口に加えて歴史的にも理数系に強い国として知られており、IT分野でも技術力は世界トップレベルです。また、英語が堪能なエンジニアも多く、コミュニケーション面でもメリットが多い点は見逃せません。

ただし、インドでも人件費の高騰が続いており、コストメリットを考えると要検討といえるでしょう。

インドにおけるオフショア開発
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ベトナム

中国、インドと並んでベトナムは、東南アジア諸国の中でも勤勉な国民性や親日感情が評価され、日本企業のオフショア開発における人気国ベスト3に入っています。 その上、国策としてIT分野の成長が推進されており、また官民一体となって日本語能力とIT技術力の両方を備えた若手エンジニアを育成を支援するなど、日本企業にとって魅力的な取り組みが続けられている点も重要です。

しかし、人気の高まりに合わせて人件費の高騰も懸念されています。

ベトナムにおけるオフショア開発
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フィリピン

日本との時差が1時間で、英語を公用語とするフィリピンは、近年オフショア開発でも人気を集めています。ただし、エンジニアの質を考えると、まだ発展途上にある点もいなめません。

フィリピンにおけるオフショア開発
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マレーシア

世界的にもIT企業への優遇措置が多いマレーシアは、IT分野のオフショア開発を考える国にとってメリットの多い国の1つです。一方、人件費相場は東南アジア諸国の中でも高いため、コストメリットを考えると慎重な判断が必要です。

マレーシアにおけるオフショア開発
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タイ

人件費が各段に安く、エンジニアやデザイナーの質が高いとされるタイも、オフショア開発で人気を集めています。また、国民気質も日本人と親和性が高い国です。反面、タイはデモやクーデターなどが多く、政治的に不安定という深刻なデメリットも存在します。

タイにおけるオフショア開発
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インドネシア

オフショア開発拠点としての歴史は浅いものの、スマートフォンの所有率が高くてIT分野への関心が高いインドネシアもまた注目を集めています。ただし、敬虔なイスラム教徒が多く、言語の違いもあるなど、文化面での影響を考慮することが欠かせません。

インドネシアにおけるオフショア開発
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バングラデシュ

世界最貧国の1つとされてきたバングラデシュですが、実はインドの下請けとして発展してきた歴史もあり、英語が堪能でIT技術力も高いエンジニアは少なくありません。反面、国民の格差が大きい上に、イスラム教文化であることや開発環境面で発展途上ということなど、デメリットがあることも事実です。

バングラデシュにおけるオフショア開発
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アジアだけでなくアフリカや南米まで世界中の国々に可能性あり

アジアの国々に人気が集まっているオフショア開発ですが、現在は南米やアフリカでも国策としてIT立国を目指している国が増えており、今後はさらに多様な国がオフショア開発で人気を集めていくと考えられます。

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