オフショア開発ガイド

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オフショア開発のメリット・デメリットは?

   オフショア開発のメリット

ここでは、オフショア開発を成功させる上で最初に把握しておかなければならない、オフショア開発のメリットやデメリットについて詳しく解説しています。

オフショア開発におけるメリット

オフショア開発目的

データ参照元:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構/「IT人材白書2012」オフショア動向調査 郵送アンケート調査結果/『主要なオフショア開発相手国別にみたオフショア開発の目的 』(https://www.ipa.go.jp/files/000010601.pdf)より当編集部が作成

コスト面におけるメリット

オフショア開発において最初にあげられるメリットが、国内開発と比較した際のコスト差です。

人件費相場は国によって異なりますが、例えばオフショア開発で人気の東南アジア諸国では、一般的に日本国内よりも人件費のベースが安く、大量のエンジニアを活用してもトータルのコストを抑えやすくなっています。

また、今後の発展性や将来性に注目が集まっている南米やアフリカといった地域でも、人件費が安い上、国策としてIT分野への進出に力が入れられていることもあり、コスト面でのメリットが期待されています。

エンジニアの質の面におけるメリット

発展途上国といっても、エンジニアの質が高い国は少なくありません。むしろ、途上国だからこそ、これから世界的に発展していくために若手エンジニアのスキル向上へ力を入れている場合もあり、グローバルスタンダードの人材を活用できるチャンスはあります。

また、オフショア開発では、国内と比較するとエンジニアの人件費が安いとはいえ、現地の平均所得と比べると高給取りというケースが少なくありません。そのため、さらに優秀な人材が集まりやすいという点も大きなメリットです。

ラボ型開発や新規チームの結成におけるメリット

エンジニアの質が高く、人件費が安いとなれば、自社のために専属の開発チームを確保できる「ラボ型開発」を取り入れやすくなります。

ラボ型開発では、契約期間中であれば自社要因として開発に取り組んでもらえるため、仕様変更などが生じた際にも追加コストをかけることなく臨機応変な対応をしてもらうことが可能です。

時差におけるメリット

例えば時差が少ない場合、常に国内チームと現地チームが連携しながら開発を進めることができます。

また、反対に時差が大きい場合は、日本では夜間であっても現地ではまだ昼ということもあり、開発スケジュールとチームの役割を適正に整えておくことで、24時間を効率的に活用しながら開発を進めることが可能です。

オフショア開発におけるデメリット

コスト面におけるデメリット

オフショア開発の拠点として人気が高まったり、現地の物価が上昇したりすることで、人件費が高騰していく可能性を考慮しておかなければなりません。

また、オフショア開発では自社と現地をつなぐブリッジSEや、翻訳作業など余計なコストもかかるため、トータルでコスト計算をしなければ損となるリスクもあります。

人材面におけるデメリット

ITスキルが未発達な地域では、仮に人件費が安かったとしても人材の質が低下するため、先に教育環境を整備しなければ満足な成果物を得ることができません。

また、言語の壁や文化の違い、宗教的事情といった異国間取引ならではのポイントもあり、現地の人材や風土といった特性を理解しておかなければ、自社との連携を上手く機能させることが難しくなります。特に、日本的な働き方や仕事に対する意識は、国際的に異端とされることもあり、現地の事情を正確に把握して管理することが重要です。

海外リスクにおけるデメリット

チャイナリスクやスイスフランショックに代表されるように、海外との取引では政治体制に関連する諸問題や、現地政府による規制強化や法改正、急な為替介入など、様々なリスクが存在します。

また、万が一、現地企業やエンジニアとのトラブルが訴訟に発展した際も、現地司法で解決しようとすれば国内自社が不利になることも珍しくありません。加えて、情報漏えいを未然に防ぐセキュリティ対策も重要です。

その他、複数の国を対象としてオフショア開発を同時進行する場合、常に各国ごとのリスクを考慮しながら全体のバランスを調整しなければならず、リスク管理が難しくなっていくというデメリットもあります。

時差におけるデメリット

日本と現地との時差は、上手く利用すればメリットになりますが、スケジュール管理などが適正に行われていなければ進捗を遅らせるデメリットになります。

メリットを増やしてデメリットを抑えるポイントは?

オフショア開発におけるメリット・デメリットは、基本的に日本と海外現地との間にある様々な違いによって生まれています。

そのため、オフショア開発のメリットを増やしてデメリットを抑えようとすれば、まずしっかりと現地の事情や人材の特性、リスクなどを把握した上で、自社とのコミュニケーションを強化しながらリスク管理を継続していくことが必要です。

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