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マレーシアのオフショア開発のデメリット

マレーシアでオフショア開発を行うデメリット

休日・有給が多い

日本では病気などの際有給を使うのが一般的ですが、マレーシアでは年次有給休暇以外にも病気のときに休むことができる有給休暇制度もあります。また、非常に有給を取りやすい文化もあり、各社員の1年における休日数は日本と比較して多くなります。

また祝日などの休日が日本以上に多いのも特徴です。というのもマレーシアにはマレー系・華人系・インド系の民族がいて、それぞれの文化における休日が祝日に設定されています。そのため営業日数が少なく、1月当たりの作業量を日本の感覚で考えると、納期遅れなどの可能性も。マレーシアは日本よりも業務ペースがゆっくりしていると念頭に入れておいてください。

マイペースな国民性

マレーシア人の性格の特徴として、親切であり、人懐っこいと言われています。またマイペースや楽観主義ともいわれています。これらの性格は争いが起こりにくいと言ったメリットも多くありますが、一方で強く自己主張が出来ないというデメリットになってしまうことも。また短期間で段取りよく作業を行うことが苦手なので、ゆったりとスケジュールを組むようにしましょう。

コスト削減が難しい

オフショア開発を行う多くの企業が人件費の削減によるコストカットを目的としています。マレーシアの場合、日本よりも人件費は安いという魅力はありますが、東南アジア諸国と比べると決して安いわけではありません。また経済成長率も高いため、将来的に人件費が高騰するかもしれないと考えておきましょう。

離職率が高い

マレーシア人は転職に対してあまり忌避感を感じていないため、少しでも条件のいい企業に転職を行うことも多くあります。さらに政府自体が全体的に賃金アップを推し進めており、待遇によっては人材が確保できないと言ったケースも多々あるようです。そのため賃金面や待遇面に工夫を行い、企業に定着させるような対策が欠かせません。離職率をあげないように、十分配慮を行ってください。

マレーシアのオフショア開発について考察

オフショア開発を進めるにあたって、大幅なコストカットを目的にしている企業ならばマレーシアは決してオススメできません。しかしマレーシア人の性格や親日家という点、また多言語を扱うことができると言った点からみれば、メリットも多い国と言えるでしょう。ただ休日や有休も多く、業務のスピードもゆっくりです。そのため日本のようにビジネスがサクサク進まないため、ゆったりとしたスケジュールを組むように心がけてください。租税優遇制度を取得するためには、条件などを詳しく調べてからマレーシアに進出するようにしましょう。

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