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モンゴルのオフショア開発事情

モンゴルイメージ

モンゴルにおけるオフショア開発を得意とする
業種&オススメ企業

モンゴル商事株式会社

モンゴル商事株式会社
引用元:モンゴル商事株式会社公式HP(http://mongolshoji.co.jp/)

実践的経営コンサルティングにより、モンゴルへの事業進出を支援するサービスを展開。モンゴルで新たな拠点を設立しようと考えている企業をサポートしています。その他、モンゴルや中国に関する講演やイベントなどの講師派遣や、モンゴル語の翻訳や通訳などのサービスも提供している、まさにモンゴル進出支援のエキスパート企業です。

社名 モンゴル商事株式会社
所在地 東京都墨田区江東橋4-21-6
代表者 桜井たけし
設立年 2010年
従業員数 不明
日本語技術者の在籍数 不明

モンゴル商事株式会社の
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SORAKO LLC

※Webサイトがありません。

日本のIT企業で活躍するエルデネバートル氏が代表者を務める企業。在籍するSEもまた日本のIT企業での実務経験を持っています。Webサイトやスマートフォン&タブレットアプリなどの制作実績を誇り、インターネットバンキングサービスを搭載する銀行のWebサイトや道路状況を把握できる交通システムなど、ハイレベルな開発を担当しています。

社名 SORAKO LLC
所在地 モンゴル国ウランバートル市バヤンゴル区7ホロー29-1
代表者 エルデネバートル
設立年 2012年
従業員数 16人
日本語技術者の在籍数 3人

SORAKO LLCの
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株式会社アンタス

株式会社アンタス
引用元:株式会社アンタス公式HP(https://antas.co.jp/)

モンゴルのIT開発企業とパートナーを組み、オフショア開発を行っている企業。札幌の本社で企画や設計、プロジェクトのマネジメントを担当しており、モンゴル出身エンジニアが現地のプロジェクト管理を行っています。株式会社アンタスでは、AIやアプリケーションの開発、クラウドの設計・運用など、開発関連の業務を幅広く展開しています。

社名 株式会社アンタス
所在地 北海道札幌市中央区北1条西3丁目3番地 敷島プラザビル6F
代表者 佐藤敏彦
設立年 2004年
従業員数 不明
日本語技術者の在籍数 不明

株式会社アンタスの
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株式会社KR


引用元:株式会社KR公式HP(http://kr-inc.co.jp/)

データチェック・入力業務・データ変換業務をはじめ、ECサイト制作・運営、会社HP制作など、さまざまな業務のオフショアリングを行っています。日本企業のモンゴル進出サポートもしており、マーケティングリサーチや人材開発・育成、そして会社設立・登記代行など、ありとあらゆるサポートをしてくれます。

社名 株式会社KR
所在地 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル15F
代表者 ガンバット バイスガラン
設立年 2012年
従業員数 不明
日本語技術者の在籍数 不明

株式会社KRの
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富士インフォックス・ネット株式会社


引用元:富士インフォックス・ネット株式会社公式HP

日本人スタッフとモンゴルのブリッジSEが徹底したプロジェクトマネジメントにより高品質なオフショア開発を実現。上流設計から開発、システムテストまでを任せることができます。企業としてモンゴルの国家プロジェクトにも参加しており、IT技術によって一国の発展に寄与している企業です。

社名 富士インフォックス・ネット株式会社
所在地 東京都港区芝5-13-15 芝三田森ビル5F
代表者 近藤俊一
設立年 1991年
従業員数 180名
日本語技術者の在籍数 不明

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モンゴルにおけるオフショア開発の特徴

新たなフロンティアとして注目される一国

2014年日本式の高専3校が開校したモンゴルでは、2019年5月に初めて卒業生約140名を世に送り出すことになります。電通をはじめとする多くの企業がモンゴルの学生に向けて会社説明会を行い、若いIT人材の獲得に向けた動きを取り始めています。中国やインドの人件費が高騰したことでコストメリットを感じにくくなり、「次」と期待されていたベトナムも人件費は右肩上がりに。そこで新たに注目されているのがモンゴルなのです。

日本語を話せるエンジニアが増加中

国民1,000人のうち1人が日本へ留学するほど親日的なモンゴル国民。「1,000人のエンジニア育成プロジェクト」として期待されている「高等専門学校留学プログラム」をはじめとする取り組みのおかげもあり、日本語を話せるITエンジニアも増えているのだとか。日本企業との相性の良いエンジニアが今後も増え続けていくことが予想されます。

モンゴルにおけるオフショア開発の風土・国民性

責任感の強い真面目な気質

オフショア開発を行うとある企業の社長によると、仕事の完了まで責任をもって対応する真面目な気質の方が多いのだとか。「ブフ」と呼ばれるモンゴル相撲を見ても分かる通り、勝負を重んじることから負けず嫌いという見方もできますね。ブフでは試合時間・場所が指定されておらず、どちらかが地面に倒れるまで勝負はつきません。そのため常に死力を尽くして闘い抜くからこそ、勝負へのこだわりが抜きんでているのでしょう。話が逸れてしまいましたが、ブフ一つとっても、モンゴル人の「やり抜く」「やり切る」精神が強いことは伝わったのではないでしょうか。

モンゴルにおけるオフショア開発の人件費相場とは

モンゴルの月額賃金は3.5万円程度

モンゴルの一般工職の月額平均賃金は84万5,600トゥグルク(3万4,614.31円)。非製造業のスタッフは67万8,700トゥグルク(2万7,782.32円)、店舗スタッフ(アパレル・飲食)は59万5,800トゥグルク(2万4,388.84円)です。中国の月額賃金7万円前後と比べると、半分以下。低コストで優秀な人材を確保できる国として、欧米勢がまだ進出していない「フロンティア」として注目されている理由も頷けます。

モンゴルにおけるオフショア開発のメリット

人件費の安さによるコスト削減効果大!

平均賃金が3.5万円程度と、他国に比べてもかなりの安さ。中国やインド、ベトナムなどの人気国はすでに平均賃金が上昇しており、オフショア開発のメリットであるコスト削減効果を感じにくくなっているのが現状です。そのためモンゴルのような人件費の安い国が、フロンティアとして注目を集めています。

日本語を話せるエンジニアの成長に期待できる

「1,000人のエンジニア育成プロジェクト」として注目されている「高等専門学校留学プログラム」では、モンゴルの学生1,000人が日本の高専に通い、日本語とITスキルを習得しています。またモンゴル国内でも2014年に日本式の高専が3校開校し、2019年には約140名の卒業生が輩出されます。今後、日本語を扱うことのできるエンジニアの成長が期待できるとして、日本企業が続々と人材獲得の動きを取り始めています。

モンゴルの子どもたち

モンゴルにおけるオフショア開発の成功事例

モンゴルにおけるオフショア開発の成功事例は見つかりませんでした。

オフショアライド編集部が見る
成功要因、そしてその横展開方法とは

真面目な気質と親日感情を強固なパートナーシップへ…

責任感が強く、真面目な国民性のモンゴル人。最後までやり抜く・やり切る気質のため、信頼感を持って仕事を任せられます。日本への留学生も多く、日本語を話せる技術者も増えてきていることから、日本企業との親和性も高いことが想定されます。ただし、技術力といった点でまだまだ伸びしろがあるので、技術的な成長サポートを促す必要はあるかもしれません。新たなフロンティアとして注目されている分、早い段階で優秀な人材の獲得と育成に力を割くことがオフショア開発成功のカギとなるでしょう。

モンゴルにおけるオフショア開発のデメリット

フロンティアであるがゆえの不慣れさ

これからのオフショア開発先として注目をされているモンゴルですが、その分、日本企業の開発業務に慣れている事業所・人材はインドや中国などの人気国と比べて多くない状況です。そのため日本企業特有の文化だったり、求められるクオリティの期待値だったりを把握していない可能性も考えられます。こうした点を時間をかけて育成していくキャパシティが日本企業には求められるでしょう。

モンゴルにおけるオフショア開発の失敗事例

モンゴルにおけるオフショア開発の成功事例は見つかりませんでした。

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失敗要因、そしてその横展開方法とは

技術的な成長をサポートする体制の整備を

デメリットにも記載した通り、モンゴル国内全体を見ると、オフショア開発のノウハウは他国と比べてまだまだ発展途上。見方を変えれば、開拓し甲斐のある国であるとも言えます。モンゴル人は真面目で責任感の強い性質を持つ国民性です。こちらが求める期待値を正しく伝え、技術的な成長をサポートしていくことができれば、理想的なパートナーチームを築き上げることができるでしょう。

モンゴルの草原

新たなフロンティアとしての可能性に満ちている

モンゴル国民の1,000人に1人が日本へ留学をする-それほどまでに親日的なモンゴル国民。他のオフショア先候補となる国々と比べると、平均賃金は格段と安いため、高いコストメリットを実現できる国として注目を集めています。それだけでなく、日本式の高専の設立や日本への留学プログラムなど、日本文化・日本語に親しむエンジニアの育成にも力を注がれており、今後日本企業のオフショア先として有力候補の一国となることが期待できるでしょう。責任感の強い真面目な国民性ゆえに、日本企業の文化ともマッチしやすいのではないでしょうか。モンゴルの草原から吹く風が、若き優秀なエンジニアとの新たな出会いをもたらしてくれるかもしれません。