オフショア開発ガイド » オフショア開発の委託先となる「業種」を選ぶ » スマートフォンアプリ開発

スマートフォンアプリ開発

スマホアプリのイメージ

スマートフォンの高い普及率に伴って拡大を続けているスマートフォンアプリ市場。アプリ市場データを提供するApp Annieの調査によれば、日本における2017年のアプリ消費支出は130億ドルを突破する結果に。今後も高い収益力を見込める一方で、国内では深刻なエンジニア不足が課題となっています。人材不足を解決する打開策として注目されているのが、海外のリソースを活用するオフショア開発です。スマートフォンアプリ開発におけるオフショア開発のメリットや成功事例、デメリットからオフショア開発の可能性を見つめていきます。

スマートフォンアプリ開発におけるオフショア開発のメリットとは

安い人件費で人材を確保できる

オフショア開発における最大のメリットは、何と言っても人件費の安さです。日本よりも安い人件費で人材を確保できるため、低コストでのスマートフォンアプリ開発を実現できます。海外では国の発展を目指してIT人材の育成に力を入れているところも多く、優秀な人材を多く確保できるのも魅力。スマートフォンアプリが乱立する中、ほかの競合に先取りされないために短い期間での開発を叶えたい企業にも適しています。

海外展開の足掛かりにできる

日本国内におけるスマートフォンアプリ市場の競争が激化している中、海外のアプリ市場への進出は新たなビジネスチャンスとしての可能性を秘めています。海外にオフショア開発の拠点を設けることで現地市場の調査ができ、日本とは違うアプリ需要に合った開発が可能に。現地のエンジニアを確保することで、現地の言語や文化、宗教などに応じたローカライズやカルチャライズがしやすくなるメリットもあります。

スマートフォンアプリ開発におけるオフショア開発の成功事例

「安かろう悪かろう」のイメージを変えた優秀なエンジニアの存在

API含むiOS・Android対応スマートフォンアプリ開発にベトナムでのオフショア開発を導入したA社。見積もりを出してもらったところ国内では考えられない格安の金額が提示され、「安かろう悪かろうなんじゃないか…」と不安になりながらもプロジェクトがスタート。そんなA社を待っていたのが、日本では揃えるのが難しい現地の優秀なエンジニアでした。理解や開発のスピードが速く、融通も利くエンジニアのおかげで、当初無理だと思われていた3日間でのアプリ開発に成功しました。

オフショアライド編集部が見る
成功要因、そしてその横展開方法とは

海外に目を向けたからこそ出会えた優秀なリソースの活用

今回の事例を成功に導いた要因は、日本での開発にこだわらず海外のリソースに目を向けたことです。エンジニアの人件費が高騰している国内での開発の場合、予算の都合で雇用できる人材の数が限られてしまいます。今回の事例のように短期間でのアプリ開発を目指すプロジェクトはエンジニアの質はもちろん数も重要になるため、国内での開発にこだわっていたとしたら短期間でのアプリ開発は実現できなかったかもしれません。もしくは、人件費により収益性が下がっていた可能性もあります。そのため、安い人件費で優秀な人材を確保できるオフショア開発ならではのコストメリットが成功に結びつく結果となりました。

スマートフォンアプリ開発をオフショア開発に委託するデメリットとは

コミュニケーションをとるのが難しい

海外に業務をアウトソーシングするオフショア開発で避けられないのが、言語の違いや物理的な距離によるコミュニケーションの難しさです。コミュニケーション不足によりお互いの認識にズレが生じやすく、想定していたスマートフォンアプリとは違う完成品が納品されるリスクも考えられます。そのほかにも時差により進捗管理やトラブル対応がスムーズにできず、納期遅れを招くケースもあり。修正のための時間や人員が発生することで、オフショア開発ならではのコストメリットを得られなくなる可能性があります。

仕事に対する考え方が違う

国民性や文化の違いなどにより、仕事や納期に対する考え方や感覚が異なる可能性があります。たとえば「これぐらい言わなくても伝わるだろう」と日本での開発と同じ感覚であいまいな仕様書を作成した場合、明確化しなかった工程を汲み取ってもらえず品質低下を招きかねません。納期に対しても国民性によって考え方が違うため、納期間近になっても完成しておらず、追加の人員確保が必要になるケースもあります。

スマートフォンアプリ開発におけるオフショア開発の失敗事例

スマートフォンアプリ開発におけるオフショア開発の失敗事例は見つかりませんでした。

オフショアライド編集部が見る
失敗要因、そしてその横展開方法とは

オフショア開発ならではの意識や対策が失敗回避のカギ

失敗を招く要因として考えられるのは、コミュニケーション不足やあいまいな仕様書による認識のズレです。オフショア開発は言語や地理的な距離の壁があるからこそ、国内での開発以上に積極的に現場とコミュニケーションをとる必要があります。仕様書に関してもテキストだけの指示では認識にズレが生じる可能性があるため、図やビジュアルなどを用いて視覚的にイメージを共有し合うことが大切です。ユーザビリティに直結する画面遷移においても、遷移図を用意してアプリの全体像や画面間の相互関係を明確にしておくことで求めていた品質を実現しやすくなります。

進化の追い風としてのオフショア開発の可能性

スマートフォンの高い普及率に伴って、大きなビジネスチャンスの可能性を秘めているスマートフォンアプリ市場。エンジニアの人材不足や人件費などの事情で開発を諦めるには惜しい魅力的な市場だからこそ、海外のリソースを低コストで確保できるオフショア開発への期待が高まっています。国内でのスマートフォンアプリ市場が飽和状態にある中、海外のエンジニアとの出会いが新たな起爆剤として進化の追い風となるかもしれません。

B!ブックマーク Twitter Facebook LINE