オフショア開発ガイド

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ソーシャルゲーム開発

ソーシャルゲームイメージ

スマートフォンの高い普及に伴ってソーシャルゲーム市場においても次々に新しいコンテンツが誕生しており、ソシャゲ戦国時代と表現されるほど盛り上がりを見せています。新たなビジネスチャンスの可能性を秘めているソーシャルゲーム市場への参入を検討しながら、開発コストや人材不足の問題から二の足を踏んでいる企業も多いのではないでしょうか。ここではソーシャルゲーム開発の後押しになるかもしれないオフショア開発のメリットや成功事例、デメリットについてご紹介します。

ソーシャルゲーム開発におけるオフショア開発のメリットとは

低コストでエンジニアを確保できる

ソーシャルゲーム開発においてオフショア開発を導入する一番のメリットは、コストの削減です。国内ではエンジニアの深刻な人材不足から人件費が高騰しており、開発費が高くなる傾向にあります。エンジニアの単価が安い海外であれば国内で開発するよりも人件費を抑えられ、リリース後に開発費を早期回収しやすいのがポイントです。イラストやデザイン制作も国内に比べて単価が安く、システムの開発からキャラクターデザインまでを海外にアウトソーシングすることで大幅なコスト削減を実現できます。

開発環境が整っている

ソーシャルゲームは国内の需要に対して、日本人エンジニアの育成があまり進んでおらず、すでに開発環境やエンジニアが成熟している海外企業でオフショア開発を行うことは有効です。

短期間での開発を実現

エンジニアの単価が安い海外なら、国内でエンジニアを雇用するよりも低コストで多くの人材を確保できるメリットがあります。プロジェクトに多くの人材を投入できることで、スピーディーな開発が可能に。新しいコンテンツがどんどん登場しているソーシャルゲーム市場においては競合タイトルより先にユーザーを囲い込む必要があるため、早期リリースの実現は利益創出につながる大きなメリットと言えるでしょう。ベトナムのように国をあげてエンジニアの人材育成に力を入れているところであれば優秀な人材を揃えやすく、クオリティの高さも追求できます。

ソーシャルゲーム開発におけるオフショア開発の成功事例

オフショア開発で強力な戦力を獲得

女性向けソーシャルゲームの開発にベトナムでのオフショア開発を導入したA社。短期間での開発スケジュールではあったものの、現地スタッフのスピーディーな開発力によって予定通りのリリースに成功しました。日本語テキストのニュアンスの違いや日本側でデザインした画面イメージがアプリ上で再現されていないというトラブルに対しても、オフショア開発側が急きょデザイナーを追加アサインすることで解決。今ではオフショア先のスタッフが開発を支える重要な戦力となっており、今後も人員拡大を検討しているそうです。

大幅なコストダウンに成功

国内の開発企業で見積もりを取った時よりも、オフショア開発企業で見積もりを取った時の方が約42%もコストダウンできたという事例がありました。

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成功要因、そしてその横展開方法とは

優秀な人材との出会いが成功のカギに

今回の事例を成功に導いた要因としては、オフショア開発を選んだことによる優秀な人材との出会いが考えられます。エンジニアの人材不足が課題となっている国内では開発に必要な人員を揃えるのに時間がかかり、プロジェクトの立ち上げが遅くなる可能性もあり。今回オフショア開発先として選んだベトナムは国策としてIT人材の育成に取り組んでおり、優秀な人材が多いことで短期間での開発リリースの実現につながりました。

ソーシャルゲームを複数抱えている企業であれば新規ゲームの開発に海外リソースを活用することで、自社のリソースは既存コンテンツのこまめな更新や運用に効率よく回せるメリットもあり。オフショア開発の上手な使い方が、ソーシャルゲーム戦国時代を生き抜くカギとなるかもしれません。

ソーシャルゲーム開発をオフショア開発に委託するデメリットとは

言語の違いや地理的な距離でやり取りが困難

海外に業務をアウトソーシングするオフショア開発では、言語の違いや地理的な距離の壁は避けられない問題です。現地スタッフとコミュニケーションロスに陥りやすく、仕様書の認識のズレによって大幅な修正が発生、または進捗の把握不足で開発に遅れが出る事態になりかねません。修正にかかる時間や人員の追加によって、オフショア開発ならではのコストメリットを得られない可能性があります。

キャラクターデザインのセンスが異なる

日本のソーシャルゲームはキャラクターが主体となっているコンテンツが多いため、利益創出やユーザーの囲い込みには魅力的なキャラクターが欠かせません。イラストレーターやデザイナーの単価が安い海外にイラスト制作やキャラクターデザインを委託する場合、センスの違いによって国内ユーザーの好みに合わない作品に仕上がる可能性も。コストを安く抑えられてもユーザーの囲い込みにつながらず、開発費を回収できないままサービス終了に追い込まれるケースも考えられます。

ソーシャルゲーム開発におけるオフショア開発の失敗事例

期待していたものが納品されない

国内用ソーシャルゲーム開発の全工程を海外に丸投げしてしまうと、イメージからかけ離れた仕上がりになるリスクがあります。また、海外では「言わなくても分かるだろう」が通用しないため、仕様書に不足があればそのままの形で納品されてしまいます。

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失敗要因、そしてその横展開方法とは

失敗の落とし穴を先回りで埋める事前の対策が重要

オフショア開発を失敗に招く要因として考えられるのが「コミュニケーションロス」です。日本と海外では仕様書や品質に対する意識が異なり、「言わなくても分かるだろう」といった国内での開発と同じ感覚のままでは品質の低下を招きかねません。国によっては国民性で時間にルーズなところもあり、不十分な進捗管理では開発が遅れる可能性もあります。

言語や文化、価値観などが違う海外とやり取りするオフショア開発だからこそ、積極的なコミュニケーションによって相互理解を深めることが重要です。オフショア開発ならではのデメリットをしっかり踏まえたうえで、ブリッジSEや通訳の採用による円滑なコミュニケーション手段の確保、進捗管理ツールの活用など事前に対策を検討することが失敗を回避する一番の近道になります。

開発のグローバル化がもたらす進化の可能性

次々に新しいコンテンツが登場しているソーシャルゲームは、それだけビジネスチャンスの可能性を秘めた魅力的な市場と言えます。一方でリリースしても多額の開発費を回収できないまま、早期終了するコンテンツも少なくありません。競合タイトルに負けないクオリティのコンテンツを開発するためには優秀なエンジニアやイラストレーターの確保が欠かせないものの、人材不足や高額な人件費が市場開拓や開発をはばむ壁となっています。優れたソーシャルゲームのアイディアを持っていながら二の足を踏んでいた企業が低コストでの開発が可能なオフショア開発と出会うことで、国内のソーシャルゲーム市場がさらなる盛り上がりを見せるかもしれません。

ソーシャルゲーム開発で日本は大きく出遅れている

国内で一からソーシャルゲームを開発しようとすれば、数千万円のコストがかかるともされており、オフショア開発が増えることは自然な流れでしょう。しかしそのせいで国内の開発環境が成熟しておらず、今後さらに海外の人件費が高騰した場合、改めてオフショア開発のメリットとコストバランスを考えていくことが必要になると考えられます。

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