オフショア開発ガイド

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ソフトウェア開発

ソフトウェア

深刻なエンジニアの人材不足や高額な開発費用といった課題を抱えているソフトウェア開発において、人件費の安い海外の国に業務を委託するオフショア開発の導入が増加しています。しかし、「コスト削減以上のメリットはあるのか」「結局は安かろう悪かろうにならないか」などの懸念点もつきもの。オフショア開発のメリットや成功事例をはじめ、目をそらせないデメリットや失敗事例からオフショア開発を導入する意義と向き合っていきます。

ソフトウェア開発におけるオフショア開発のメリットとは

コスト削減の実現

オフショア開発のメリットは、やはり何と言っても人件費を抑えられることです。一方で、人件費が年々上昇している国も増えています。要求仕様の理解不足やユーザー要求を実現するための対応力が低いといった問題もあり。ソフトウェア開発におけるオフショア開発には、労働集約型で生産性を追求する仕事が適しています。

優秀なエンジニアの確保

日本は現在エンジニアの人材が不足しており、ソフトウェア開発においても優秀な人材を集めるのが難しい状況にあります。そのため、エンジニアの人材育成に力を入れている国にアウトソーシングすることで、優秀な人材を確保できるのもオフショア開発ならではのメリットです。

エンジニア

ソフトウェア開発におけるオフショア開発の成功事例

開発スタッフとして不可欠な戦力を獲得

自社の分析機器製品のソフトウェア開発として、ロシアのモスクワをオフショア開発の委託先に選んだA社。日本人に近い真面目な国民性をはじめ、内部設計をほとんど任せられるほどの高い技術力を持つ貴重な人材を獲得。言葉の違いや地理的な距離の問題はあるものの、国内で開発するよりも直接コストを抑えてプロジェクトを進行できる結果となりました。

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成功要因、そしてその横展開方法とは

技術力の高い人材の多さが成功の決め手

今回の事例の成功要因をあげるとするならば、モスクワに技術力の高い人材が多く潜在していたことです。指示にかかる工数や文書を抑えられたことで、優れた直接コストでの開発に成功。オフショア開発の選択肢として、中国やベトナムだけでなく他の国においても貴重な戦力を開拓する余地があることを示した事例と言えます。

ソフトウェア開発をオフショア開発に委託するデメリットとは

言葉の違いや地理的な距離の壁がある

ソフトウェア開発に限った話ではありませんが、オフショア開発は国内での開発と違って言葉の違いや地理的な距離の壁があり、コミュニケーション不足や進捗管理に時間がかかるといった問題があります。文化や国民性による仕事の考え方や認識の違いにより、プロジェクトの進行に支障が生じる可能性も。お互いの考えや共通の目的を共有し合うことで距離感を0に近づけ、パートナーとしての強固な関係性を構築することが最大のデメリット対策となります。

要求仕様の違いによる理解不足

要求仕様の違いによって業務内容が明確に伝わらず、ソフトウェアの品質低下や作り直しを招く可能性があります。納期遅延やコスト増などにつながり、国内で開発したほうが安く(早く)済んだのでは?という結果になりかねません。日本語のあいまいなニュアンスをそのままに伝えてしまうことなく、お互いが同じイメージを持てるような言葉で明確に伝える必要があります。

プロジェクトマネジメントの図

ソフトウェア開発におけるオフショア開発の失敗事例

オフショア先の対応遅れでスケジュールに影響

オフショア先のベトナムの企業に日本での受け入れテスト後の修正を依頼するも、予定日になっても対応がなく無駄な待機時間が発生してしまったB社。プロジェクトマネージャーによる担当の割り振り漏れと先を見据えていないスケジュール管理が原因でした。結果、何度もスケジュール調整が必要になる事態となりました。

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失敗要因、そしてその横展開方法とは

進捗管理の把握を難しくする距離の遠さ

オフショア先の国民性によっては、先のことに対して楽観視したスケジュールを組む可能性があります。そのため、今回の事例のようにスケジュールに遅れが生じて、その分のコストが増大してしまうことも。現場の進捗管理の把握が難しいというオフショア開発ならではの課題を踏まえたうえで、オフショア開発先としっかり連携をとっていくことが重要になります。

カレンダー

進化の追い風としてのオフショア開発の可能性

コスト削減の実現といったメリットもあれば、言葉の違いや地理的な距離などによる問題も残るオフショア開発。決して良い側面ばかりとは言えませんが、オフショア開発という選択肢を選ばなければ出会えなかった優秀な人材が海の向こうに存在するのも確かです。日進月歩の勢いで変わり続けるIT業界において、ソフトウェア開発にも常に進化が求められています。国内では実現できなかったコストメリットや海外の人材から得られる新たな着眼点など、海の向こうの仲間との新たな出会いの風が、ソフトウェア開発において進化の追い風となるかもしれません。

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