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VRアプリ開発

VRアプリイメージ

2016年にVR元年を迎え、ゲーム、医療、建築、観光など幅広い分野での活用が期待されているVR市場。国内におけるVRの普及は世界に比べて遅れているものの、ソーシャルVRやバーチャルYouTuber(VTuber)などの登場によってVRアプリへの関心が高まっています。一般的なアプリ市場が激戦によりヒットを生み出すのが難しい中、VRアプリ市場は参入の余地があり、新たなビジネスチャンスとしての可能性を秘めているのも魅力です。

一方で、深刻なエンジニアの人材不足という課題もあり。人材不足の解決策として注目されているのが、海外に業務をアウトソーシングするオフショア開発です。VRアプリ開発をオフショア開発に委託する意義はあるのか、オフショア開発のメリットやデメリットから向き合ってみました。

VRアプリ開発におけるオフショア開発のメリットとは

安い人件費でコスト削減を実現

オフショア開発における最大のメリットは、安い人件費で海外のリソースを活用できることです。拠点によって人件費は異なりますが、エンジニア1人あたりにかかるコストは国内の1/2以下と言われており、国内で開発するよりもコストを削減できます。同じ予算でも人件費が安い海外であれば多くのエンジニアを確保しやすいため、短い納期での開発を実現できるのも魅力。コストを抑えることで利益創出につなげられるのも、オフショア開発ならではのメリットです。

蓄積されたノウハウを活用できる

VR市場の普及や成長率が世界に比べて低い日本において、VRアプリ開発に携われるエンジニアの数だけでなく、ノウハウも不足しています。世界に目を向けてみると世界最大のVR市場で人材の宝庫でもある中国をはじめ、国をあげてVRコンテンツの開発に力を入れている韓国、IT人材育成に取り組んでいるベトナムなどがあり。VR市場への開拓や成長率が著しい国にオフショア開発の拠点を設けることで、優秀なリソースやノウハウを活用しながらクオリティの高いVRアプリ開発を目指せます。

VRアプリ開発におけるオフショア開発の成功事例

VRアプリ開発におけるオフショア開発の成功事例は見つかりませんでした。

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成功要因、そしてその横展開方法とは

海外リソースの活用がVRアプリ開発の黒船となるか

VRアプリ開発におけるオフショア開発の成功事例は残念ながら見つかりませんでしたが、成功要因として考えられるのはメリットでもあげた人件費の安さ、開発ノウハウです。人材不足が課題となっている国内では優秀なエンジニアは引く手あまたであり、人件費も高騰している傾向にあります。

たとえ優秀な人材を確保できても高額な人件費がかかってしまい、収益が見込めなくなる可能性も。そのほかにもノウハウがないまま自社で制作した場合、高品質なコンテンツにつながらずに膨大な時間とコストだけが発生するということにもなりかねません。

試行錯誤を繰り返しているVRアプリ黎明期の国内市場において、優秀なリソースを低コストで活用しながら高品質のアプリ開発を目指せるオフショア開発はビジネスチャンスとしての可能性を秘めています。

VRアプリ開発をオフショア開発に委託するデメリットとは

やり取りに手間やコストがかかる

オフショア開発では仕様書や開発に必要な書類を英語もしくは現地の言語で作成しなければならず、国内で開発するよりも立ち上げが遅くなってしまう可能性があります。開発中のやり取りに関しても言語の違いや時差などによって、スムーズにコミュニケーションをとりにくいといったデメリットもあり。日本語能力の高いブリッジSEやコミュニケーターを雇うことでやり取りしやすくなりますが、伝え方によってはお互いの認識にズレが生じて品質に影響がでるリスクも考えられます。

希望するコンテンツと得意分野が一致しない

VRアプリとひとくちに言っても、コンテンツの目的や用途によって制作パターンが大きく変わってきます。たとえば実写中心に構築するVRコンテンツを希望していたとしても、オフショア開発先の企業はCGで構築するパターンのVRアプリ開発を得意としているかもしれません。得意分野の不一致で思うような仕上がりにならず、修正が発生することでオフショア開発ならではのコストメリットを得られなくなる可能性があります。

VRアプリ開発におけるオフショア開発の失敗事例

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失敗要因、そしてその横展開方法とは

コミュニケーションを制するものが成功を制す

オフショア開発において失敗につながりやすい最大の要因が、コミュニケーション不足です。言語の違いや地理的な距離によって意思疎通を図りにくく、想定していたVRアプリとは違うものが納品される事態になりかねません。開発を身近でチェックできないため、進捗や品質に不満を感じるケースもあり。オフショア開発を成功につなげるためには現地やブリッジSEに丸投げせず、こまめにやり取りができるコミュニケーション手段の確保や進捗管理の方法などについて事前に話し合っておくことが大切です。

オフショア開発が新たなVR元年の幕開けとなるか

2016年にVR元年を迎えたものの、日本国内において今ひとつ盛り上がりに欠けていたVR市場。高額な機器やハイスペックなデバイスが普及の妨げとなっていましたが、低価格の機器が登場したことで新たなビジネス市場としての可能性を見せています。なかでも気軽にVR体験ができるVRアプリが普及の追い風となる可能性があり、高い成長性を持つ市場として期待できます。海外の優秀なリソースとノウハウを活用できるオフショア開発との出会いが、国内に新たなVR元年の旋風を巻き起こすきっかけとなるかもしれません。

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