オフショア開発ガイド

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韓国のオフショア開発事情

韓国イメージ

韓国におけるオフショア開発を得意とする業種&オススメ企業

株式会社アプリープランニング

株式会社アプリープランニング_キャプチャ
引用元:株式会社アプリープランニング
(http://appp.jp/)

オフショア開発から海外マーケティングまでを手掛ける海外事業をはじめ、サービス開発・運営、受託開発、ライセンス事業など幅広いサービスを展開している株式会社アプリープランニング。オフショア開発では、韓国を拠点とする関連会社による韓国でのスマートフォンを中心としたアプリケーション制作をサポートしています。多くの韓国企業と連携しながら制作にあたっており、韓国市場への進出の足掛かりとしても心強いビジネスパートナーです。

社名 株式会社アプリープランニング
所在地 大阪本社:大阪府和泉市伯太町3-5-12
代表者 笠井誉文
設立年 2009年
従業員数 不明
日本語技術者の在籍数 不明

株式会社アプリープランニングの
公式HPでさらに詳しく

ソリマチグループ

ソリマチグループ_キャプチャ
引用元:ソリマチグループ
(https://www.sorimachi.co.jp/)

「会計でみんなを幸せにする」をモットーに会計ソフトメーカーの大手として知られるソリマチグループ。国内にとどまらず海外市場へのソフト普及を目指し、1987年には韓国に拠点を設立しています。韓国の優秀な技術者の育成にも力を入れながら事業を拡大し、現在はモバイル端末・スマートフォンを中心とした証券会社のホームトレーディングシステムや総合的なシステム構築などを展開。2005年にはベトナムにも拠点を設け、中国とASEAN各国などアジア全体への進出を目指している会社です。

社名 ソリマチ株式会社
ソリマチ品質管理株式会社
株式会社ソリマチサポートセンター
所在地 ソリマチ東京本社:東京都品川区東五反田3-18-6 ソリマチ第8ビル
ソリマチ新潟本社:新潟県長岡市表町1-4-24 ソリマチ第3ビル
※韓国に拠点あり
代表者 反町秀樹
設立年 ソリマチ株式会社:1972年
ソリマチ品質管理株式会社:1985年
株式会社ソリマチサポートセンター:2002年
従業員数 国内205人
海外100人
日本語技術者の在籍数 不明

ソリマチグループの
公式HPでさらに詳しく

韓国の夜の街並み

韓国におけるオフショア開発の特徴

IT化における成功・失敗のノウハウが豊富

世界でもいち早くブロードバンド回線を普及させ、一般家庭にパソコンやインターネット環境を広めた実績を持つ韓国。行政における電子申請サービスの普及も早く、スマートフォン決済、デジタル教科書の導入などさまざまな分野で積極的にIT化を取り入れているのが特徴です。国民番号のIT管理をはじめとするサイバーセキュリティの対応といった課題も多く経験しており、韓国でのオフショア開発はIT化の技術力やノウハウを得られるチャンスでもあります。

韓国に好まれる日本ブランドの価値

韓国では日本企業との仕事に好意的なIT企業が多い傾向にあります。日本では細かな注文や品質管理の徹底、または24時間のサポート体制といったグローバルスタンダード以上の厳しい要求水準を求められることから、日本との取引実績が自社のサービスや技術力の高さの裏付けになると考えられているためです。仕事ができる企業だと世界にアピールする最良の手段として、日本との取引が多くの韓国IT企業から好まれています。

韓国におけるオフショア開発の風土・国民性

仕事はバリバリならぬ”パリパリ”。
ITの発展に貢献するスピードと結果重視の国民性

韓国の国民性をよく表す言葉に「パリパリ」というものがあります。「早く、早く」という意味を持ち、巧遅より拙速を好む韓国人の気質や文化のひとつ。仕事をする上でもスピードを最重要視する一面があり、日本のようにミーティングを重ねて慎重に進めるビジネススタイルではなく「まずはやってみる」と早いスタートを好むのが特徴です。

せっかちな国民性が世界でもトップレベルのインターネット速度や充実したIT環境に貢献している一方で、ビジネスにおいては「やっつけ仕事」だと感じさせるケースもあり。オフショア開発においてはお互いの国民性の違いを理解したうえで、トラブルを回避するための対策が成功の鍵を握っています。

韓国におけるオフショア開発の人件費相場とは

韓国の月額賃金は24万円前後

韓国のエンジニア(中堅技術者)の月額賃金は24万円前後が相場になっています。人件費は年々上昇傾向にあり中国や東南アジアほどのコストメリットはないものの、日本でエンジニアを雇用するよりも人件費をカットできるのが特徴です。東京から首都ソウルまで飛行機で約2時間半で行け、現地までの交通費を抑えられる地理的な近さも韓国ならではのメリットと言えるでしょう。

大韓民国ウォン

韓国におけるオフショア開発のメリット

日本語スキルの高い人材が多い

オフショア開発で課題になるのが、言語の違いによるコミュニケーションの難しさです。韓国では高等学校の第二外国語の中から日本語を選択する学生が最も多く、日本語能力検定の受験者数も中国に次いで2位と日本語スキルの高い人が多い傾向にあります。また学歴至上主義の韓国ならではの受験競争によって英語が堪能な人材も多く、現地の言葉が話せなくても日本語または英語でスムーズにコミュニケーションを取れるのが特徴です。

リアルタイムでやり取りができる地理的な優位性

日本と韓国には時差がないため、現地の時間を気にせずにリアルタイムで仕事のやり取りができるメリットがあります。また、東京から首都ソウルまで約2時間半の飛行時間で行くことができ、現地へ行き来しやすいのも特徴。現地で何かトラブルがあってもすぐに対応できるため、リスクを最小限に抑えられるのもポイントです。オフショア開発ならではの地理的な壁を感じずに仕事のやり取りができるのは、隣国である韓国だからこそのメリットと言えるでしょう。

韓国におけるオフショア開発の成功事例

韓国におけるオフショア開発の成功事例は見つかりませんでした。

オフショアライド編集部が見る
成功要因、そしてその横展開方法とは

韓国は身近なオフショア開発のパートナー

韓国におけるオフショア開発の成功事例は見つかりませんでしたが、成功につながる要因としてはメリットにもあげた「日本語スキルの高さ」「距離の近さ」があります。オフショア開発において言語の違いや地理的な距離による壁はトラブルの要因になりやすく、対策のために余分なコストがかかってしまいかねません。そのため、言語や地理的な距離の壁を乗り越えやすい韓国はコミュニケーションの取りやすさやリスク回避の面でオフショア開発先として適しています。

韓国におけるオフショア開発のデメリット

韓国も抱える人材不足の課題

日本と同じように韓国でも高齢社会に突入しており、ソフトウェア開発におけるエンジニアの人材不足の課題を抱えています。韓国政府によると2022年までにAI、VR、AR、クラウドコンピューティング、ビッグデータ関連で3万2,000人の人材が不足するとのこと。一方で若年層(15~29歳)の就職難が続いており、優秀な人材が埋もれている課題も抱えています。

韓国においてもエンジニア確保の競争による人件費の高騰は避けられそうになく、オフショア開発ならではのコストメリットが得られなくなる可能性もあり。韓国政府はソフトウェア部門職の増加や研修プログラムの向上による人材育成を目指しており、今後の動向によっては就職難で埋もれていた優秀な人材の活躍も期待できそうです。

日韓関係の悪化によるカントリーリスク

日本と韓国の政治関係が悪化しており、経済面でも日本企業に過大と思われるペナルティを課すケースも増えていることから韓国市場を撤退する企業も出始めています。そのほかにも反日デモなどのカントリーリスクの懸念もあり、オフショア開発に影響が及ぶ可能性もゼロとは言えません。そのため、韓国で優秀な人材を安く確保できたとしても、撤退にかかるコストで損失を生み出す可能性もあります。オフショア開発先を検討する場合は、コストのメリットだけに注目するのではなく相手国との関係や情勢を踏まえたうえで慎重に選ぶことが大切です。

韓国におけるオフショア開発の失敗事例

納品されたシステムにウィルスが…

韓国の会社にシステムの開発作業をアウトソーシングしていたA社。プロジェクトは無事に完了したと思われましたが、相手先のファイル転送サーバから送られてきた納品物をダウンロードしたところウィルスが検知される事態に。幸いにもセキュリティソフトがウィルスを除去しており感染は免れたものの、社内のIT部門にウィルスが検知された経緯と原因、再発防止策をまとめて報告する余分な業務が発生しました。

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失敗要因、そしてその横展開方法とは

情報技術の高さが生むのは優秀なエンジニアだけではない

韓国は優秀なIT人材を抱えている一方で、高いハッキング技術を持つハッカーを多く生み出している一面もあります。実際に2018年に行われた世界最大のハッカー大会であるデフコン大会においても韓国チームが優勝を果たしており、良くも悪くも韓国の情報技術の高さを裏付ける結果に。そのため韓国でオフショア開発を進めるのであれば、現地の会社で検出力の高いセキュリティソフトを導入しているか、最新のバージョンに更新されているかなどセキュリティ対策の運用体制をしっかりと確認しておく必要があります。

漢江

韓国ならではのオフショア開発をもとめて…

幅広い分野でIT化を積極的に取り入れている韓国は優秀なエンジニアやノウハウを多く抱えており、国内開発では得られない技術と出会える可能性を秘めています。成功も失敗も経験してきた韓国ならではのノウハウを取り入れることで、人件費を抑えながら質の高い製品やサービスをつくりだせるメリットもあり。韓国においても日本との仕事を求めるIT企業が多く、オフショア開発を通してお互いの魅力を生かし合うことで日韓のIT業界や技術の発展に新たな風を吹き込むきっかけとなるかもしれません。

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